きょうは国家公務員試験総合職、いわゆる「国家I種」の第1次試験の合格発表日。しかし、この"キャリア官僚の登竜門"に挑む学生は年々減少しており、今年度の志願者数は2万591人と、前年から6%も減った。これは1970年度以来、47年ぶりの低水準だ。直近のピークだった1996年度の約4万5000人と比べると、ほぼ半減したことになる。また、都内のある公務員試験予備校によると、国家公務員対策の受講者数は、約2割減だったという。一方、今年度の申込者のうち、女性の割合は35.1%と、6年連続で3割を超え、過去最高を記録している。