将棋の第58期王位戦挑戦者決定リーグ最終戦、全6局が5月22日に東京都渋谷区の将棋会館で一斉に行われ、紅組から澤田真吾六段(25)、白組から菅井竜也七段(25)が、挑戦者決定戦へと進出した。
澤田六段は紅組で5戦全勝、菅井七段も4勝1敗の好成績で、若手とベテランがしのぎを削るリーグを制した。挑戦者決定戦は6月9日に大阪市福島区の関西将棋会館で行われる。どちらが挑戦者になっても、タイトル戦には初登場。
王位のタイトルは羽生善治三冠(46)が2011年から2016年まで6期防衛中。紅白に分かれた挑戦者リーグの優勝者が挑戦者決定戦を行う。リーグ戦の持ち時間は4時間。タイトル戦は8時間。
(写真提供:日本将棋連盟)