中邑真輔が遂にスマックダウンデビューを果たし、因縁の相手ドルフ・ジグラーと対戦、圧巻の勝利を決めた。
WWEのPPV大会「バックラッシュ」が開催され、中邑は元世界ヘビー級王者のドルフ・ジグラーと対戦。大「ナカムラ」コールが起こる中、中邑が威風堂々とリングに登場。試合が始まると中邑はジグラー相手に一進一退の白熱の攻防を展開。
「カモーン」と挑発して、けいれん式ストンピング、スピンキック、三角締めを繰り出す中邑に対し、ジグラーはDDT、フェイマサー、ジグザグを決めて応戦。中邑はかかと落としを決めると、続けてリバースパワースラムを繰り出すが、これを着地してかわしたジグラーは中邑の後頭部にスーパーキックを炸裂。さらに中邑が立ち上がると、ジグラーは中邑に唾を吐いて屈辱を味合わせた。
これで怒りに火が付いた中邑はナックルパンチ、ランニングニーを叩き込み劣勢を打開するとリバーススープレックスから必殺のキンシャサを叩き込んで勝利。最後は決め台詞「イヤァオ!」をファンとともに絶叫し、デビュー戦を勝利で飾った。
今年4月4日にスマックダウンに初登場した中邑。デビュー戦がスマックダウンのPPV大会、アートワークはデビュー戦を前に異例とも言える中邑全面フィーチャーで注目を集めた。今回その実力を世界に示した「世界のナカムラ」は今後スマックダウンに所属するジョン・シナ、AJスタイルズ、ランディ・オートンら、スーパースターとの夢の対戦で大旋風を巻き起こすに違いない。
※以下、中邑真輔コメント
・初戦を終えて
ペイパービュー以前から今日にも劣らない声援をいただいていたので、ある種自信はありました。日本を離れて1年NXTで培って、自分自身で持っているものを見せられたかなと思います。
・歓声について
必要以上に乗せられすぎないようにコントロールしていました。ジグラーはもの凄い実力を持った選手なので、ペースというかリズムを握られると自分のやりたいことができなくなってしまう可能性があったので。
・ジグラーについて
数いるスーパースターの中でも信頼できるベースとテクニックを持ち合わせている選手だと思ってます。もの凄く実力のある選手だと思います。