日本の「全自動衣類折りたたみ機・ランドロイド」が世界を驚かせている。大きな冷蔵庫のような黒いボディの下段に乾燥した洗濯物を突っ込むと、自動でたたみ、仕分けした状態で出て来るという優れモノだ。価格は185万円と少々高額だが、世界のトップクラスのテクノロジーが搭載されている。
「洗濯物をたたむ」という、誰もが"面倒くさい"と思っていた家事を代行してくれるこの家電の登場は、世界中でニュースになった。しかも発明したのは大手メーカーではなく、とあるベンチャー企業。この「セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ」社を率いるのが阪根信一だ。阪根は今年2月、優れた技術を開発した企業に送られる第3回日本ベンチャー大賞・技術革新賞を受賞した。