今年で56回目を迎える国内最大のおもちゃの見本市「東京おもちゃショー」。およそ150の企業が3万5000点の商品を展示している。
 中でも今回注目なのは、ソニーが1日に発表したばかりのトイ・プラットフォーム「toio」だ。「リアルな遊びが未来をつくる」をビジョンに掲げ、200人以上の子どもによる体験を重ねて作り込んでいったという。
 モーター内蔵の「キューブ」は独自の「絶対位置センサー」でマット上の位置をリアルタイムに検出することができ、コントローラーで操作したり、動きをプログラミングしたりすることで、好きなように動かすことができる。例えばレゴや工作した紙などと組み合わせて遊ぶことが可能なよう小型化され、シンプルなデザインになっている。キューブ同士で相撲をとったり、シューティングのような遊びをしたりと、様々な工夫が可能だ。