オンライン麻雀「Maru-Jan」などを運営するシグナルトークが、6月5日から週休3日制を導入したことを発表した。週休3日制を採用している企業では、1日の所定労働時間が10時間などになることも多いが、同社では8時間で、給与等の変更もないという。
ゲーム業界については、長時間労働や休日出勤のイメージも強いが、同社では週休3日によりワークライフバランスを向上させ、介護や育児、家族との時間の確保や、自己啓発のほか、副業も可能な制度としている。新たに休日となる月曜日は出勤も可能で、自分のペースで働くこともできる。
同社では、2016年の月平均労働時間は147.3時間と、全国平均約161.1時間(厚生労働省発表 情報通信業)を大きく下回っていながらも、売上は過去最高を記録したという。また2017年はさらに労働日数・時間を削減し、月間労働時間128時間を目標としながらも、過去最高売上の記録を更新する見込みだ。
オンライン麻雀「Maru-Jan」は、賞金総額1000万円の大会「全国麻雀選手権」も開催している人気ゲームで、会員数は90万人を超えている。
週休3日制については、昨年Yahoo!が導入を検討したことが明らかになり大きな話題にもなった。