煎茶に番茶、抹茶など、数多くの種類が存在する日本のお茶。さまざまな種類がある中で、同じ原料の茶葉が、製造方法によって緑茶やウーロン茶、紅茶などに生まれ変わる。
 今、女性を中心に話題になっているのが「ほうじ茶」だ。最近は、ほうじ茶を使ったさまざまな商品も出回っているが、その人気は一体、どれほどなのか。
 ほうじ茶飲料市場の売上高水位(伊藤園調べ)を見ると、全メーカーのほうじ茶飲料の売り上げ金額の推移では、2005年の20億円から2008年には140億円と飛躍的に売り上げを伸ばし、その後も年々右肩上がりを続け、2016年には320億円も売り上げている。