梅雨前線が北上し鹿児島県では雨が続いている。この先、九州では曇りや雨の日が続くことから、6月5日、気象庁は九州南部と山口県を含む九州北部で梅雨入りを発表した。南部は平年より6日遅い梅雨入り、北部は平年より1日遅い梅雨入りだ。関東甲信は平年より1日早い7日に梅雨入りした。
 そもそも、なぜ「梅雨」と呼ぶのか。由来は、この時期ジメジメしてカビが生えることから、黴(バイ/カビ)に雨と書いた「黴雨(バイウ)」が、時間を経て「梅」の当て字に変化したと言われている。また、梅の実が熟す時期として梅雨と呼ばれるようになったという説もある。