日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」を目指すAリーグ、第2節E卓が6月8日に東京都・夏目坂スタジオで行われ、蒼井ゆりかがトップを取った。
半荘4回で行われたE卓は、リーグ順位が中盤と条件が似ている4人の争いになったが、主導権を握ったのは蒼井。1回戦から得意の三色や一気通貫などの手役を決めてトップを取ると、その後も2着、トップ、トップとオールプラスで終え、リーグ順位も2位に浮上した。「まだまだ序盤戦なので気を引き締めてプレーオフを目指したい」と、浮かれる様子は見せなかった。各選手の成績は以下のとおり。
1位 蒼井ゆりか+54.0 2位 石田亜沙己+5.3 3位 二階堂瑠美▲8.6 4位 美波智子▲51.7
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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