北朝鮮が6月8日朝、ミサイル数発を発射した。韓国軍によると今回のミサイルは弾道ミサイルではなく地対艦巡航ミサイルと推定され、午前6時18分ごろに発射されたということだ。
韓国メディアによると、4月15日に平壌で行われた軍事パレードに登場したミサイルの可能性があるという。北朝鮮は5月29日にも元山付近から精密誘導システムを導入した弾道ミサイルを発射しており、これで4週連続のミサイル発射となる。
一方、日本政府は「北朝鮮が発射したのは地対艦ミサイルで飛行距離が短く、日本の安全には影響がない」と分析している。防衛省幹部は、北朝鮮は国際社会の反発を最小限に抑えつつ能力を示したかったのではないか、とみている。