トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のWHITE DIVISION 41・42回戦が6月12日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、小林剛(麻将連合)と鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)がトップを取り、小林は首位をキープ、鈴木は2位に浮上した。
全選手、残すところ7半荘となったWHITE DIVISION。41回戦の対局者は小林剛、藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長)、内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)、瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)。予選トップを快走する小林は、東場で細かくアガリを重ねると、親番の南1局2本場に1万2000点(+600点)を加点。終わってみれば、全14局中6回アガり、4万6600点でトップを取った。「相変わらず、先制するか逃げ回るかのどちらかですね。アガリ優先で相手の手をつぶしていけばトップは取れる。そんなに手役は狙わなくても、リーチとツモとドラがあれば、なんとかなるもんです」と冷静だった。
42回戦の対局者は鈴木たろう、石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)、村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)、勝又健志(日本プロ麻雀連盟)。鈴木は南2局、親番で満貫1万2000点(供託2000点)をツモり波に乗ると、南3局では6400点(+供託1000点)を追加。そのまま逃げ切りトップとなり、総合順位も2位まで浮上した。「がむしゃらにトップを狙っているんですけど、トップがすごい少なくて。なんとしてもトップが取りたかったので、ただただうれしい。残り6戦、厚かましいですけど、小林剛君をまくってやろうかなという気持ちでいます」と笑顔を見せた。【福山純生】
WHITE DIVISION 41・42回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
1位 小林剛(麻将連合)+259.0 2位 鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)+66.6 3位 藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長)+59.8 4位 勝又健志(日本プロ麻雀連盟)▲1.8 5位 瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)▲3.4 6位 村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲12.9 7位 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲145.7 8位 内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)▲221.6
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。
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