5月、中国から神戸港に到着したコンテナの中で、強い毒を持つ外来種のアリ「ヒアリ」が大量に見つかったことを受け、6月に環境省や神戸市が周辺を調査。結果、コンテナ置き場の塗装の亀裂部分から約100匹のヒアリが見つかった。
 見つかったヒアリの体長は約2.5mm~6mmほどで、刺されると激しい痛みや発熱などを引き起こし、体質によってはアレルギー性のショックで死亡する恐れもある。
 このヒアリの分布は1940年代以降、北米大陸に拡大していき、さらにオーストラリアや中国などに広がっていったという。