東京都議選の告示まで3日というタイミングで、築地・豊洲問題で小池都知事が会見を開き「築地は守る、豊洲は生かす」「豊洲市場は冷凍冷蔵・加工等の機能を強化し、ITを活用した総合物流拠点とする」「東京都は事業者の皆様、都民の皆様の信頼回復に徹底的に取り組む」という3つの方針を示した。
それによると、築地市場跡地を5年後を目途に再開発、"新たな築地"として再生させる一方、豊洲市場については「冷凍冷蔵加工などの機能を一層強化して、ITを活用するユビキタス(常にコンピューターにアクセス可能な)社会の物流、総合物流拠点となる中央卸売市場に」「湾岸地域の物流センターとしても有効な立地。配送機能、市場外流通機能を維持、発展させることによって、新たなビジネスチャンスが出てくると考えている」としている。