雨の日によく見かける、傘を水平にして持ち歩く人。階段で後ろを歩くと、ちょうど傘の先端部分が目の高さに相当する。街で話を聞くと、そのような持ち方に多くの人が危険を感じている。
 「(前の人が)横に持っていたので、先端の部分がガッと当たりました」「(傘を突き出した人が)階段で詰まって止まる。そのときに(先端が)ブスッと」と、実際に傘の先端に接触した人も。
 東京都が3000人を対象に行った調査では、傘で「ヒヤリとした」「怪我をした」と答えた人が半数以上にものぼったという。