トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のWHITE DIVISION 37・38回戦が6月5日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、小林剛(麻将連合)と内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)がトップを取り、小林はリーグ首位をキープ、内川は準決勝進出に望みをつないだ。

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 予選リーグ・WHITE DIVISIONは2/3を消化し、各選手ともポイント状況と順位を考慮した条件戦が始まった。37回戦の対局者は、小林剛、鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)、瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)、勝又健志(日本プロ麻雀連盟)。予選ポイントでトップを走る小林は、親番で迎えた東2局1本場、タンヤオ・ドラ4で1万2000点(+300点)を加点しリード。オーラスも発のみの1000点で自らアガり、4万点のトップで対局を終わらせた。「相変わらず役はひとつしか作っていないんですよね。あとはドラが何枚あるかっていう勝負になっちゃっているんですけど。それでもトップは取れるんですね。残りの対局数は8回。よほどのことがない限り準決勝進出は大丈夫なんですが、ポイント半分持ち越しなので、まだ全く安全圏ではないんですよね」と勝って兜の緒を締めていた。

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 38回戦の対局者は内川幸太郎、勝又健志、石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)、小林剛。内川は、33~35回戦で3連勝した藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長)から「内川くんも3連勝したら一気にプラス圏内に入れるんだから」と対局前に言葉をかけてもらっていたことを明かし、腕を振って対局に臨むことを決意していた。親番の南2局、跳満1万8000点をツモりトップに立つが、南3局2本場に親の勝又に跳満1万8000点(+600点、供託2000点)をアガられ一歩後退。それでも続く3本場、果敢に攻めた内川は勝又から8000点(+900点)の直撃に成功し、トップをもぎ取った。総合順位は7位と変わらずも、ポイントを▲115.2とし、準決勝進出も視野に。「結果にこだわらず、一局一局の対局内容を求めて、それで結果がついてきてくれたらいい。ようやく自分らしく打ててきているので、変な欲でそれを壊したく無いですね」と、一喜一憂することなく気持ちを次局に向けた。【福山純生】

 WHITE DIVISION 37・38回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。

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 1位 小林剛(麻将連合)+192.4 2位 村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)+78.6 3位 勝又健志(日本プロ麻雀連盟)+47.5 4位 藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長)+43.5 5位 鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)+1.9 6位 瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)▲8.1 7位 内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)▲115.2 8位 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲240.6

 ◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。

(C)AbemaTV

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