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(番組MCのSHELLY)

 AbemaTV(アベマTV)で毎週土曜夜23時から放送のSHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』。第1回で放送された「不妊治療破産」が7月8日(土)に再放送される。

 今、3組に1組のカップルが悩まされているという不妊。実際に不妊治療経験のあるゲストたちが招かれ、自身の経験をもとに討論する。

700万円の不妊治療……人工授精に約5万円、体外受精は1回あたり約30万円

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(妊活イラストレーター/赤星ポテ子さん)

 ゲストである妊活イラストレーターの赤星ポテ子さんは、6年間の不妊治療を経て男の子を出産。不妊治療を始めたのは20代の頃、婦人科系の病気になったことがきっかけだった。子どもが産みにくいと言われ、医師から早めの治療を勧められたという。「不妊治療にかかった費用は、1人目のときはだいたい500万円。2人目のときには200万円くらい。合計700万円くらいです」と話す。タイミング法の指導に数万円、人工授精に約5万円、体外受精は1回あたり約30万円を費やしたという。

 しかし、それだけ多くの金額を費やしているにも関わらず、とある病院で赤星さんは「カルテをまわさないといけないから、(治療を)やるかどうかすぐに決めて」と言われたと話す。これに対し、MCを務めるSHELLYは「それって病院側の事情ですよね。すごい話。こっちは人生かかってるんだけど!って感じですよね」と怒りをあらわにした。

 赤星さんによると、採卵してとれた卵の数や成長具合で薬を増やすなど、やらなければならないことも増える。全部の卵を育てるうちに、プラス5万円、10万円と金額も増えていくという。「なんだか結婚式やお葬式のオプションみたいですね」というSHELLYに対し、「生命がかかっているからやらなきゃなって思って、だいたいフルコースでお願いしちゃうんですよ」と赤星さんは話す。

 体外受精だけでも、1回あたり30~50万円が平均金額。成功しても失敗してもその値段だ。決して簡単に払える額ではない。しかし「これがラストチャンスですよ」などと言われたら、つい払ってしまう人が多い。赤星さんは500万円を費やして男の子を授かることができたが、2人目は200万円を費やし断念したという。(過去記事:700万円の不妊治療、病院対応にSHELLYも憤り「人生かかってるんだけど」

▶︎「Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~」はAbemaビデオで無料で視聴できます。

700万円の不妊治療、病院対応にSHELLYも憤り「人生かかってるんだけど」
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 今、3組に1組のカップルが悩んでいるといわれる不妊。しかし、保険がきかないため、高度な治療を長く続けると、費用がかさんでいく。気づくと治療費は1000万円を超え、生活を圧迫することもある。Abema
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不妊治療と仕事の両立、92%が「大変」

 最近では不妊治療休暇をもうける会社もあるが、実際に不妊治療と仕事の両立はできるのだろうか。自身も不妊治療を経験し、不妊に悩む女性たちをサポートするNPO法人「Fine」を立ち上げた理事長の松本亜樹子さんは「『Fine』で行った『不妊治療と仕事の両立が大変だと思うか』というアンケートでは92%がYESと回答していて、そのうちの4割が仕事を退職したり、休職したりしている」と説明した。

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(NPO法人「Fine」理事長/松本亜樹子さん)

 これに対し、不妊治療の末に男児を授かった漫画家の赤星ポテ子さんは「1生理周期で10日~2週間の通院が必要。通院する日が分からないから同僚にも迷惑をかけるし、クリニックも待つ。子どもがいるなら仕方がないって思ってもらえるけど、いない子どものための治療で同僚に負担をしてもらうのは罪悪感がある」と自身の経験を語った。

 また、不妊治療をしていることを周囲に言えない人も多い。7年間の不妊治療を行っていたという小宮町子さんは「不妊治療を周りに言えなかった時期がすごく長い」と話し、その理由について「家や高級車を買ってもそんなに驚かれないけど、それが不妊治療にかける金額だと知るとすごく驚かれる」と説明。

 これに対し、自身も妊活の経験があるMCのSHELLYは「結果がいつまでって分かるものじゃないから、私も妊活は周りに言えなかった。話すとみんなに『どう?』って聞かれるのが嫌だったので、友達にも言わなかったんですよ」と告白。胸の内を語った。(過去記事:不妊治療と仕事の両立、92%が「大変」と回答 内4割が退職や休職へ

▶︎「Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~」はAbemaビデオで無料で視聴できます。

不妊治療と仕事の両立、92%が「大変」と回答 内4割が退職や休職へ
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 SHELLYがMCを務めるAbemaTV(アベマTV)の新番組、『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』。第1回目のテーマは「不妊治療破産」。今、3組に1組のカップルが悩まされているという不妊。
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不妊治療中に「俺の精子わけてやろうか?」 MCのSHELLYも激怒

 不妊治療をしていくなかで「言ってほしくなかったこと」を聞かれると、34歳のときに不妊治療を始め、7年間の治療で貯金を使い果たし、41歳で治療を断念した小宮町子さんは、「私だけがその子(知り合い)が妊娠や出産をしていることを知らなかった。気を使ってくれたんだろうけど余計に傷つく」とコメント。

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(妊活イラストレーター/赤星ポテ子さん)

 また、自身の不妊治療をもとに『ベビ待ちバイブル』を出版した赤星ポテ子さんは男性に不妊について話すと「『情けねえなぁ旦那さん。俺なんて子どもがもう3人いるんだよ。妊娠の仕方教えてやるよ』と言われた」と告白し、スタジオは騒然。番組MCのSHELLYは「そんなこと言うやついるんですか!?しょうもな!」と声を荒げ、「そういうやつに限って、きっと全然うまくないんですよ。やたら自信ばっか持っててね。本当に奥さんがかわいそう!」と話し、ゲストから笑いを誘った。

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 他にも番組では「俺の精子をわけてやろうか」と言われたなど、衝撃的なセクハラエピソードや、貯金をついやすあまり妊活を断念したといったエピソードが紹介される。(過去記事:不妊治療中に「俺の精子わけてやろうか?」 SHELLY「そういう人に限ってうまくない」と酷評

不妊治療中に「俺の精子わけてやろうか?」 SHELLY「そういう人に限ってうまくない」と酷評
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 今の日本では、5.5組に1組が不妊治療をし、3組に1組が不妊に悩み、21人のうち1人が体外受精で産まれている。決して他人事ではない、不妊治療。AbemaTV(アベマTV)の新番組『Wの悲喜劇~日本一
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 詳しい内容は、AbemaTVで7月8日(土)23時から再放送される『Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~』で紹介。放送では女性ゲストらが番組MCのSHELLYと「不妊治療破産」について熱いトークを交わす。

(AbemaTV/『Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~』より)

▶︎7月8日(土)23時から放送 テーマは「不妊治療破産」(再放送)

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『Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~』は毎週土曜23時から&毎週日曜17時から放送(17時は再放送)

『Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~』は2017年7月から、本放送が土曜23時~24時となります(これまでより45分繰り上げ、翌17時からは再放送)

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Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~ #1不妊治療破産 | AbemaTV(アベマTV)
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