プロ野球の横浜、ソフトバンクなどで活躍し、現在はAbemaTVなどで解説を務める野球評論家の多村仁志氏(40)が、プロ野球の夏の祭典・オールスターゲームで行われるホームラン競争について「プロ野球選手が憧れの目で見られる、すごいと思える瞬間」と表現した。
ホームランといえば野球の華。豪快なアーチを各チームの強打者が共演するホームラン競争は、まさに真夏の大花火大会だ。多村氏は「やっぱりファンの人たちが楽しめるイベントですから。僕もホームランが打てるバッターではあったので、出たかったですね」と現役当時を振り返った。オールスターでのホームラン競争には出場できなかったが、2004年に開催された日米野球では、当時ヤクルトの岩村明憲とのタッグで、メジャーリーグの2選手と対戦。多村氏は4本放つなど、6対2で勝利した。「(巨人の)仁志さんが投げてくれました。打ちやすかったのでカンカン打てました」と、感触を思い出した。