27日、自民党の今井絵理子参議員議員がブログを更新、「週刊新潮」が報じた神戸市議との不倫関係について「疑いの目を向けられることはごもっともなことだと思い、深く深く反省しています。そして深い失望感を与えてしまったこと、信頼を傷つけてしまったことに対し、今はただ頭を下げることしかできません。」とコメントした。
その一方、「ただ、これだけは言わせてください。雑誌のタイトルであるような「略奪不倫」ではありません。断じてないということを言わせていただきます。」と、「週刊新潮」の報道について一部否定した。
今井議員のブログは以下のとおり。
「週刊新潮」掲載記事について。
本日発売の「週刊新潮」掲載記事についてご説明致します。
この度は、心から応援してくださっている皆さまには、私の軽率な行動により多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことに対しまして、深くお詫び申し上げます。そして、自由民主党が大変な時期に私事でさらなるご迷惑をおかけしましたことにつきましても重ねてお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。昨年の参議院選挙の際には、全国各地で様々な方からご支援をいただき、全くの素人だった私に一から選挙をご指導いただき、おかげさまで当選を果たすことができました。ご支援ご指導いただいた中には国会議員の先生のほかに、多くの全国各地の地方議員の方々もいらっしゃいました。本日の記事にある市議もその中の一人です。
私が立候補することで以前お付き合いをしていた方とは、すれ違いの生活になり、当選してからは慣れない仕事に一から勉強をする日々になり、昨年末頃にはお互い話し合い新しい人生を歩むことになりました。
今年に入って地方での活動も多くなり、市議ともお仕事で一緒になる機会が増えました。議会の話や政治の話などこの世界の先輩である市議の話は興味深く、私も政治家として付き合う立場から、個人的に好感を持つようになりました。そして、多くの友人や知人を交えて話をしていた仲から二人だけでお話をする機会も増えるようになりました。その際に、市議から「長いこと結婚生活は破たんしていて、別居している。妻と離婚の協議をしているが、近く離婚調停になる。」というお話を聞きました。
そして、最近になって市議から交際の申し込みがありました。私も好意を抱いていたのは事実ですが、市議の結婚生活が長く破たんし、現在離婚調停をしているとはいえ、法律上はまだ妻帯者なので“一線を越えてはいけない”と思い、「きちんとけじめをつけてから考えましょう」と申し上げました。そして、今日までこの約束を守ってもらっています。
しかし、掲載された写真や動画などを見ると疑いの目を向けられることはごもっともなことだと思い、深く深く反省しています。そして深い失望感を与えてしまったこと、信頼を傷つけてしまったことに対し、今はただ頭を下げることしかできません。
ただ、これだけは言わせてください。雑誌のタイトルであるような「略奪不倫」ではありません。断じてないということを言わせていただきます。どうかご理解いただけたらと思います。今後の市議との関係については、皆さまの信頼回復を優先に行動を律してまいります。
子育てについては現在、自宅に同居する母のサポートを受けながら仕事と両立しております。しかし、夜遅いお仕事や早朝の会議などで自宅に帰れないことがあるため、家族で話し合い、都内にマンションを借りて利用していました。中学生になった息子が学校のない日は一緒にマンションで生活しております。今回の騒動により、皆さまの誤解を招いてしまったことは大変申し訳なく思っております。今後は、しっかりと自覚を持って行動してまいります。
今日の私を支えていただいているすべての皆さま、そして何よりも世界で一番愛している息子へ、私の人生をかけて向き合っていきたいと思います。
本当にこの度の私の軽率な行動により深く傷つけてしまった方々へ、心からお詫び申し上げます。
平成29年7月27日
参議院議員 今井絵理子
「今井絵理子オフィシャルブログ」より