7月29日(土)東京・新宿FACEにて開催される「K-1甲子園2017」と「K-1カレッジ2017」。高校生クラスおよび大学生の未来のファイターたちが凌ぎを削るトーナメントは準決勝まで行われ、「K-1甲子園2017」の決勝戦は、11月23日さいたまスーパーアリーナ・コミュ二ティアリーナで開催する「K-1 WORLD GP 2017」にて行なわれることが決定している。
昨年より-55kg、-60kg、-65kgの3階級が用意され、よりアマチュアからプロへの登竜門の色が強くなったこのイベントだが、これまでの歴史を辿ると人材の宝庫の一言に尽きるだろう。
K-1甲子園は現在のK-1そのものを作り出しているいわば原点ともいえるイベントだ、2007年の旧K-1時代に産声をあげて以来、現在第一線で活躍している選手を次々と輩出しているK-1甲子園。卜部功也とHIROYAの激闘は当時話題になったが、その他にも当時は力を出し切れなかったという武尊(2009年出場)も、元々はK-1甲子園を目指した高校生ファイターの一人だった。
優勝者の中には今K-1を席巻している名前がずらりと並ぶ、先月開催された「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~」(7月30日(日)10:10~AbemaTVで放送)でゲーオ・ウィラサクレックを撃破しK-1スーパーライト級王者となった野杁正明(2009年優勝者)、初代ライト級トーナメントファイナリストとなった平本蓮(2014年優勝)や西京春馬(2015年 -55k優勝者 )その他にも佐野天馬(2015年準優勝)、西京佑馬(2016年 -60kg優勝者)など豪華な名前がずらりと並ぶ。
今年はどのような逸材が発掘されるか?大注目だ。K-1を頂点にkrush、KHAOSと分厚い層を誇る現在のK-1だが、10年前にスタートしたK-1甲子園の功績は非常に大きいことを改めて感じさせる。エントリーされる選手および対戦スケジュールは7月24日に発表されたが、トーナメントを勝ち抜いた選手たちが、トップリーグの未来の担い手になる構図は今年も変わらないだろう。