陸上自衛隊が南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報を廃棄したと説明しておきながら実際は保管していた問題で、28日、特別防衛監察の結果が出た。それによると、黒江前事務次官と岡部陸上幕僚長の関与を認定する一方、稲田氏の関与については極めてあいまいな表現にとどまっており、稲田氏自身も会見で「(保管の事実を非公表とする方針について)報告を受けたという認識は今でもない」と、改めて"潔白"を主張した。