連日、多くの人が訪れる大人気スポットが、上野の国立科学博物館で行われている特別展「深海2017」だ。4年前に行われた同展には60万人が訪れた。展示作品には、深海生物の中でも比較的知名度が高いチョウチンアンコウの標本をはじめ、刺激を受けると光を発するクロカムリクラゲのような珍しい深海生物もいる。
 深海の巨大生物ダイオウイカも、標本を縦に展示することでより迫力のある展示になっている。また、最大で50cmを超えると言われているダイオウグソクムシ、成長すると全長7mにもなるオンデンザメの標本など、同展でしか見られない深海生物の貴重な標本が展示されている。