日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第5節B卓が8月1日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、吉田直が役満・四暗刻単騎をアガるなどし、1人浮きのトップを取った。
暫定最下位と苦しんでいた吉田は、いきなり1回戦に役満・四暗刻単騎のアガるなど、約10万点の大トップ。その後はポイントを伸ばせなかったが、順位を暫定で13位まで上げ、降格圏内脱出まであと一歩に迫った。「ポイント的にはまだまだ残留争いですが、まずはプラスマイナスゼロを目指して頑張ります」と、浮上のきっかけをつかんでいた。
【試合結果】
1位 吉田直+38.7
2位 佐々木寿人▲2.2
3位 山田浩之▲4.3
4位 猿川真寿▲32.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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