人は裏切っても音楽は裏切らない!ということでヘルな状況でも音楽のおかげで精神保ち続けられてることに自分が音楽、ヒップホップが好きでよかったと心底思う今日この頃、つい先日、NORIKIYOのワンマンライブがリキッドルームで行われまして、沢山の人と沢山のアーティストと優秀なスタッフが作り出す空間はとてもいい雰囲気でした。見れてとてもよかったです。個人的にはやはりこの曲リキッドで聞けたのがよかったす。
「なー、I-D今日のRECはどうすんだ中止?」とリリックにあるように当時のこの曲を製作してた時もある意味ヘルでした。「俺らは、どんなことも音楽に落とし込まなければならない」って思いがこの「2FACE」という曲を作り上げれた原動力のひとつです。この曲ができたいきさつを改めて振り返って思うとマイナスな状況から生まれたものがプラスに置き換わった典型例です。この曲が完成して世に出せたこと、ほんとによかったなーってこの曲が世に出て10年経って改めて思いました。
あ、8/9にULTRAVYBEから発売される自分のヘルなアルバム「SWEET HELL」でもNORIKIYOと1曲やっているのですが、そのアルバムから「花籠」という曲と、湯煙beeというトラックメイカー製作の「Rescue Me」の2曲を収録した限定7inchが8月23日発売されるので興味ある方はzakai,ディスクユニオンはじめ7inchゲトれそうなとこのwebをチェックしてみてくださいm(_ _)m
NORIKIYOの「EXIT」から10年、自分の1st「self-expression」から13年、シーダと最初に作った「デトネイター」にいたってはもう18年前…自分らの作品でこれだけ時間が経ってるということは、当然ヒップホップの歴史も短いようで長くなってきたなーってふと思ったのですが(汗)
いまいちど若い子たちにも知ってもらいたい簡単なヒップホップの歴史を知れる動画を発見したので紹介したいと思います(アップした人のセンスが反映されてるのでこれが全てではないですが汗)
「あれ、あの曲入ってない?」とかツッコミはありますがなんとなーく曲調の変遷がみてとれるかと。これからヒップホップを生業にしていきたいと思ってる人なら知っておいて損はないと思いますよ。
個人的には改めてこうやって聞くとビートの打ち方に歴史を感じられたっすね。
あと、最近のヒップホップの楽曲と元ネタ集動画もアップデートされていたので紹介したいと思います。
J.COLE「Neighbors」が「Mystic Brew」を遅くして逆回転してたとは知らなかったんですが、自分も数年前から逆回転サンプリングに取り組んだりしてたので、やってる手法的には変わんないんですけどね(笑)意外と「弾き」だと思った曲が「サンプリング」だったり、いやーディグってますねw
最近機材の進化で簡単にトラック作れるようになったんですが、「ヒップホップっぽさ」を出すことにおいてこのような部分を知ってる人がつくる音楽の方がやっぱ「薄まった」感じにならないんで好きっすね。自分の作る曲に「黒さ」が足りないと思う人はここら辺ディグって知識を身につけたらいいと思いますよ。
ということで自分もビート作らなければいけないので、これからというかすでに引きこもり状態になっているので…次回はビートの製作の様子でも書きなぐっていきたいと…1ヶ月後かっこいいビートができてたらいいんだけど…。
ちなみに、自分のヘルなアルバム『SWEET HELL』が8/9に発売されます。これを皮切りにKM$やGOODMOODGOKUなど自分ががっつり絡んだ作品が続々とリリース控えてるので次回以降また自分が絡んだ人と対談的な感じで話しを聞いてこようかなとも思ってますので気になる方はこちらも合わせてチェックしてみてください!