日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第5節C卓が8月8日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、客野直が62.1ポイントを稼いで快勝した。
A2リーグ初挑戦で14位と降格圏内で苦しんでいた客野は、この日絶好調で4回戦のうち3回トップ。62.1ポイントを稼ぎ、リーグ順位も暫定ながら一気に9位まで浮上し、マイナス域脱却も見えてきた。「5節やって初めて大きなプラスができました。A2で戦える自信にもつながったので、後半戦も上を見て戦っていきたいです」と、上位進出を狙っていた。
【試合結果】
1位 客野直+62.1
2位 ダンプ大橋+12.0
3位 紺野真太郎▲10.2
4位 望月雅継▲65.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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