横浜DeNA嶺井博希捕手(25)が、野球漫画ばりの秘打を見せたが惜しくもファウルに終わった。
 2回に打席に入った嶺井は、カウント0-2から内角高目のボール球に反応、振りかけていたバットを止めたが、投球がグリップエンドに当たった。打球はファウルゾーンで跳ね、嶺井は手がしびれたのか一瞬、表情をしかめた。
 グリップエンド打法といえば野球漫画「ドカベン」で、多数の秘打を繰り出す殿馬一人が有名。セーフティバントとして多用している。また、グリップエンドバントはソフトボールでもよく見られる。