8月14日、『松井珠理奈が観戦して痺れた、新日本プロレス my BEST』(18時~AbemaTV)が放送される。SKE48の松井珠理奈が「これはシビれた」と思う新日プロレスの試合を5つ選出、熱い思いを語った。
「タグチジャパンのハリウッドJURINA」と名乗って登場した松井。ドラマ『豆腐プロレス』の物語の中ではプロレスラー“ハリウッドJURINA”として活躍を見せており、テレビの枠を超えて実際に新日のプロレスユニットであるタグチジャパンにも召集されている。
幼少時には父親の影響で、テレビでプロレスを見る機会はあったと語る松井だが、試合を生で見たのはドラマでプロレスラーを演じるにあたって「リアルなプロレスを見ないと駄目だ」と思い観戦したのが初めてとのこと。観戦前の「痛い」「怖い」というイメージが試合を見て一気に変わったそうで、プロレスとの運命的な出会いを振り返った。
そんな松井がベストバウトに上げた1試合目は2017年1月4日、彼女が“生のプロレス”に出会うきっかけともなった、オカダ・カズチカとケニー・オメガの試合。この試合について「同じ人間が、そんなに試合をできるのか」と当時の衝撃を振り返った松井は、何度も倒れながらも立ち上がり、激戦を繰り広げたふたりに人生を、自分自身を重ね合わせたのだとして「自分がやりたかったこと」のヒントを見つけたと明かした。
続いて挙げた試合は同年4月4日、後楽園ホールで開催されたタグチジャパン対ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの試合。田口隆祐により勝手にタグチジャパンの“強化指定枠”に入れられていた松井は、一員としてこの試合になんとしても応援に行きたいと会場に駆け付ける。試合は見事タグチジャパンが勝利し、松井自身「忘れられない試合」だと語った。
松井は先日、AbemaTVで放送された『道標明の人情酒場物語 日本全国、松井珠理奈さんに乾杯サマー!』で田口と対談をしており、名前の珠理奈(じゅりな)にちなんで、17番の背番号を付けたユニフォームTシャツの制作を希望。田口はこれに即OKを出していたが、このたび松井はそのTシャツをお披露目した。現在のところ特注品で、松井の着ている1枚しかないとのことだったが、「これ絶対、私のファンは着たいと思う」とグッズ化への再アピールを忘れなかった。
3つ目に挙げたベストバウトは、2017年4月13日、新宿FACEでの海野翔太とTAKAみちのくの試合。同試合は海野のデビュー戦となった。松井は以前、棚橋弘至と対談をした際に、練習生の海野と遭遇しており、年齢が近いこともあって「観に行かないといけない」と会場に赴いたのだそう。試合は海野が敗れたが「すごい気持ちがこもっていると、生で見て感じた」と語り、海野がイケメンレスラーとしても注目されていることから、オカダ・カズチカらに続くスターとして活躍してほしいのだと期待した。
続いて松井は2017年6月11日、大阪城ホールでの棚橋弘至と内藤哲也との試合をピックアップ。同試合は棚橋のケガからの復帰戦であることや、、同じタグチジャパンの一員であることからも棚橋に感情移入していたのだと語る。さらに偶然にも棚橋が試合を決めた“テキサスクローバーホールド”について、松井は試合以前に放送された『豆腐プロレス』で同じ技を決めており「デスティーノ(DESTINO)、運命だな」とコメントした。
松井が5つめに挙げた試合は、2017年7月20日の後楽園ホール『G1 CLIMAX 27』でのSANADA対“キング・オブ・ダークネス”EVILとの試合だった。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門対決となったが、以前に松井は内藤との対談でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの凄さを知らしめるには、同門対決は必要だと聞いていたため「そういう考え方もあるのか」とある種納得をしていたのだという。
さらに松井は“番外編”として、2047年7月26日の仙台サンプラザホールのマイケル・エルガン、田口対ケニー、チェーズ・オーエンズの試合を挙げる。試合後のケニーによるバレット・クラブへの熱烈なラブコールで松井は心揺れたようだったが、最後には「今はタグチジャパンのハリウッドJURINAとして」と宣言した。
8月29日(火)には、後楽園ホールにて『豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX』の試合が控えている松井は「勝つっていうイメージを頭に持って生活してます」と意気込みを語り、練習以外にも、学ぶものを求めて試合会場に足を運ぶ意欲を見せ「『本気でトレーニングするし、本気で観に行くし、本気でやるし』って思ってます」と熱い胸の内を語っていた。