AKB48グループのメンバーがプロレスラー役に挑んだドラマ『豆腐プロレス』が現実のものとなる大会『豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール』(8月29日)がいよいよ近づいてきた。
ドラマが最終回を迎えた後も、この大会に向けて現役レスラー、元レスラーの指導で厳しい練習に励んできたメンバーたち。人気アイドルたちの“本気”のプロレスを観客を入れて行なうという企画に話題沸騰、チケットは完売となっているが、スカパー!での生中継も決定した。
8月16日には、中継決定を受けての取材会にハリウッドJURINA(松井珠理奈)、チェリー宮脇(宮脇咲良)が出席。両者は大会のメインイベントにおいて、タッグマッチで対戦する(錦糸町道場=チェリー宮脇&ロングスピーチ横山vsハリウッドJURINA&道頓堀白間=パワーストーンズ)。
試合に向け、宮脇は「私は一度もJURINAさんに勝ったことがない。できることを全力でやってきたと思うので、錦糸町道場にベルトを絶対持って帰りたいと思います」と意気込みをコメント。対するJURINAは「シングルマッチはよくやってきたんですけど、タッグの強さも見せていきたい」という。中継に関しては「会場で見てくださる皆さまも、スカパーで見てくださる方々も、愛してまーす!」と棚橋弘至ばりのシャウトも見せたJURINA。
また“プロレスの聖地”後楽園での試合には「松井珠理奈として言うと、私がメンバーの中で一番後楽園ホールに行っているので。いまだに信じられないくらい。夢のようなこと」としつつ「特別リングサイドのチケットが取れなくて悔しいというファンの方がいたんですけど、後楽園はどこからでも見やすいので安心してください」と現場で培ったプロレス知識も披露。一方の宮脇は「プロレスファンのみなさんにナメてるんじゃないかと思われないためにも、本番まで全力で練習します。少しでも認めてもらえる試合にしたいです」と真剣な表情を見せた。
珠理奈のプロレス愛が話題になっている中、宮脇も『アメトーーク』のプロレス芸人回や三沢光晴の試合映像を見て研究に余念がないという。後楽園大会では「今まで一度も決めたことがないさくらスペシャル(エメラルドフロウジョン)が出せたら」とも。
「プロレスは力が強いだけじゃなくて、気持ちも強くないと勝てないんだなっていうのを目の当たりにして、自分のアイドル人生と重ね合わせて感情移入しました。プロレスはアイドル人生を生きていくために必要なもの」と珠理奈が言えば、宮脇は「プロレスに一番必要なものは本気、マジさ」。後楽園大会の“前哨戦”は、互いのプロレス愛をぶつけ合う形になった。ちなみに後楽園で出したい技については「そこはトランキーロ、あっせんなよということで、当日のお楽しみです」(珠理奈)とのこと。
最後は視線をそらさずガッチリ握手をかわした両者。8.29後楽園は“国民的プロレスイベント”となるか!?
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