予想を上回るスピードで進化する北朝鮮のミサイル技術。これについて14日、世界的に影響力のあるシンクタンク・IISS(国際戦略研究所)が一つの分析をまとめた。
 IISSはそこで「この急速な発展は何を意味するのか、答えは単純だ。北朝鮮は高性能液体燃料エンジンを外国から入手したのだ。北朝鮮の新型エンジンと適合する外部的な特徴を備えているのは旧ソ連の『RD-250』だけである」と、衝撃的な指摘を行った。
 それだけではない。「北朝鮮は、おそらくロシア、もしくはウクライナで取引されている闇ルートを通じてエンジンを手に入れたのだろう。エンジンはウクライナにある『ユージュマシュ社』の工場で製造されたものだ」と、入手経路についても言及しているのだ。