「牛肉はランクが上がっていくにつれて美味しい」「サシ=霜降りが多ければ美味しい。そんな「A5ランク神話」の真相を、AbemaTV『AbemaPrime』が検証した。
 今や「WAGYU」として、海外にも浸透し始めているブランド牛・黒毛和牛。今年4~6月の輸出額は、前年同期比で57%増と、成長を続けている。
 その格付けは「歩留り」と「肉質」で判断される。「歩留り」とは皮、骨、内臓を取り除いた後の「食べられる部分」の量で、A~Cの3段階で評価され、B、Cランクには乳牛も含まれる。また、「肉質」は、サシ(脂肪量)、肉の色沢、脂肪の色沢と質、肉の締まり・きめによって1~5の5段階で格評価される。このアルファベット(歩留り)と数字(肉質)の組み合わせがランクとなり、サシの多い「A5」に近い牛肉ほど高値で取引されている。