労働者厚遇に子育て支援 色丹島の“実効支配”進めるロシア、元島民「いまだ戦後ではない」 2017/08/24 10:00 拡大する 北方四島の中で、現在人が住む中では最も小さい色丹島。戦前は約1000人の日本人が暮らしていたが、今は約3000人のロシア人が住み、漁業などで生計を立てている。島の道は舗装されておらず、国後島や択捉島に比べると開発が遅れていたが、近年の開発で“ロシア化”が進んでいるという。島で起こる様々な変化に『けやきヒル’sNEWS』(AbemaTV)は迫った。 昨年12月の日露首脳会談で、両国は平和条約締結へ向けた北方領土での共同経済開発の協議開始に合意した。一方で、ロシア政府は単独での北方領土の開発を推し進め、「クリル発展計画」では2025年までに人口2割増などを目指すほか、桟橋や工場の建設、学校などの改築も掲げている。 続きを読む