バドミントン世界選手権女子シングルスで、日本勢として40年ぶり金メダルを獲得した奥原希望が8月29日、自身のブログを更新し、「これを東京オリンピックでやるんだ!」と2020年への決意を語った。

奥原希望オフィシャルブログより

 奥原は8月27日にイギリス・グラスゴーで行われた女子シングルス決勝で、リオオリンピックで銀メダルを獲得していたシンドゥ・プサルラ(インド)と対戦。同大会の準決勝でプサルラに完敗し銅メダルだった奥原は、1時間50分におよぶ死闘の末に雪辱を果たし、初の世界一に輝いた。

 「振り返って」というタイトルで更新したブログでは、「本当に苦しかった 何回逃げ出そうとしたか バドミントンは対人競技で相手との勝負 自分がどんなコンディションでも相手より多く点数を取れば良い そんな競技 でも今大会は違った 自分との闘いでした 準々決勝から決勝まで3試合の合計は276分 平均で1時間半超え こんな経験初めてだったなぁ」と、心境を明かした。

 勝利の直後は「やっと終わった!苦しかった!でも乗り越えた!」と自然と涙が出てきたが、その直後には「ここで満足したくない!」と、さらに高みを目指すと心に決めたという。表彰式では国家を聞きながら「これを東京オリンピックでやるんだ!」と、2020年の東京オリンピックで、表彰台の最上段に上がる決意を新たにしたことも書き綴っていた。

 ブログのコメント欄にはファンから「おめでとうございます!」「感動しました」という声が多数寄せられていた。

奥原希望『振り返って』
奥原希望『振り返って』
本当に苦しかった何回逃げ出そうとしたかバドミントンは対人競技で相手との勝負自分がどんなコンディションでも相手より多く点数を取れば良いそんな競技でも今大会は違っ…
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