日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第6節B卓が8月29日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、黒沢咲が半荘4回すべてでトップを取る大勝利を収め、リーグ暫定首位に浮上した。
対局前まで暫定7位につけていた黒沢は、この日は絶好調。1回戦から1人浮きのトップで波に乗ると、その後も持ち前の攻撃力で突き進み、会心の4連勝。同卓した3人を全員沈め、+139.6と圧勝すると、一気に6人を抜き去り暫定ながらリーグ首位に躍り出た。和久津晶に続く女流2人目のA1リーグ昇級が現実的となったが「首位だからと守ると考えると崩れることが多いので、そこはあまり意識せずにいつも通り攻め抜きます」と、ファイティングポーズを崩さなかった。
【試合結果】
1位 黒沢咲+139.6
2位 佐々木寿人▲36.5
3位 猿川真寿▲52.1
4位 藤原隆弘▲54.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から