「ナイフ持って、捕まってもかまへんと思って100万円寄越せって言ってくるチンピラに対して、ナイフも持ってへん、喧嘩したらあかんと言われてる人が話し合いだけで50万円取れる?国防と外交はワンセットに決まってるやん」。
北朝鮮情勢を巡るの日本政府の対応や国民の意識について、29日放送のAbemaTV『AbemaPrime』で小籔千豊が不満を露わにした。
「日本は反撃もサージカル・ストライクもできない。僕らはミサイル撃たれても、ただアメリカの雰囲気をずっと見ている日本政府、その下にいるだけやから。このままでいいんだったらそれでもいいんですけど。国防についての考え方がいろいろあると思うけど、早く日本国民で"これにしよう!"って決めてほしいな。今のところ、、2プラス2で話し合って、核も含めてアメリカ兄さんに守ってもらおう、でも日米安保反対っていう人、平和憲法だけでいいんだ、自衛隊も要らないって言う人もいるし、核武装すべきだっていう人もいる。そろそろ"日本としてはこれでいきまんねん、どーん!"っていうのを決めて、それが嫌やったら、家族は違う国に住まわせて、お金を振り込むスタイルにしようかなって思います(笑)」と話す小籔。
「俺は核兵器もミサイルも鉄砲も無い方がいいと思うけど、山ほど持ってるやつが他の国に核兵器持ってる、悪の枢軸やっていうのもなんか気持ち悪い。"平和憲法がいい、日本は核持つな"って言う人がアメリカとか北朝鮮みたいな核保有国に対しては怒らない、何も言わないのはダブルスタンダード」と指摘した。
さらに、「北朝鮮は北朝鮮で儲けよう、生活しようと必死。アメリカも中国もみんな自分たちが一番大事で必死。でも日本はそこそこ。登場人物で一番必死じゃないのは日本という気がする。ミサイルにももう慣れてしまって、"撃たれたなあ"で終わりですやん。毎回ちょっと話して、それで終わり。別に日本に好戦的になってほしいということはなくて、平和でいくということであればそれを打ち出してほしいし、アメリカの言うことばかり聞いているのはなんか嫌や、ミサイルを買くらいやったら自分で作るというのもあっていい。海外の教育を受けたハーフのモデルさんなんかは、"私はこう思う!日本人はぬるい"、"私は日本が好きだからこうすべきだと思う"って言うてくる。でも日本の若い子たちは"わからないです~"みたいなのばっかり。これ教育の影響も大きいと思う」と日本人の危機意識に不満げだった。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)