きのうの朝、北朝鮮が発射に成功したと発表した中距離弾道ミサイル「火星12」。北海道など日本上空を約2分間飛行し、襟裳岬の東1180km、日本の排他的経済水域EEZ外の太平洋に落下した。日本国内への落下物や船舶への被害は確認されなかったものの、北海道から中部地方の各県では「Jアラート」が発令され。上越新幹線をはじめ、交通機関が一時運行を見合わせるなど混乱が生じた。
北朝鮮のミサイル発射後、米韓合同軍事演習中の韓国軍は金正恩委員長ら指導部を全滅させる想定で4機の戦闘機が1トン爆弾8発を投下する訓練を行った。さらに今月24日に実施された「北朝鮮全域の核ミサイル基地など中核施設を正確に破壊できる」(韓国軍)という新型弾道ミサイル3発の発射実験映像を公開した。