日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」を目指すAリーグ、第5節B卓が8月30日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、武石絵里が快勝した。
暫定14位と、降級ラインを気にしながらの戦いとなっていた武石だったが、この日は1回戦から好スタート。ラス親をいかしての逆転で幸先よくトップを取ると、2回戦を2着にまとめ、後半の3、4回戦をいずれもトップ。4戦3勝、オールプラスと会心の出来で69.2ポイントを稼ぎ、順位を一気に6位まで上げた。
8位以内が進出するプレーオフ圏内に入り込み、「今日の大きなプラスで降級は見ず、プレーオフ争いだけに集中できます。初めての決定戦に向けて次節も大きく浮けるよう頑張ります」と意気揚々だった。
【試合結果】
1位 武石絵里+69.2
2位 優木美智+2.1
3位 和泉由希子▲33.1
4位 宮内こずえ▲38.2
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から