今月12日発売の『サンデー毎日』が、昨年3月に行われた金正恩委員長の"秘密演説"の内容をスクープ、北朝鮮暴走の原点と、"凄まじいマインドコントロール戦略"があったことを示唆している。
 同誌によると、金委員長は演説で「飴玉がなくとも生きていけるが、銃弾がなくては生きていけない。我々は敵どもが挑発してきたら無慈悲に掃滅させ、祖国統一を成し遂げるよう、戦争準備を徹底して進めなければならない」と語り、「戦争勝利の決定的要因は、一心団結した千万軍民の政治思想的威力だ。我が人民は党を絶対的に信じ、勝利を確信しているので明日すぐに戦争が起こったとしても恐れない」として、世界一の軍事力を持つ米国をも恐れない背景に"人民の精神力"があると強調している。