今、町から書店が姿を消しつつある。日本全国で“書店ゼロ”の自治体の数は「1896中の420」と全体の約2割に相当(トーハン調べ)。書店数は2017年5月1日現在で1万2526店と、2000年の2万1495店から4割以上が減少した(アルメディア調べ)。なぜここまで書店の数は減少しているのか。
 書店業界が衰退の一途を辿るなか、都内で行われたセミナーで、東洋経済オンラインの山田俊浩編集長は「新しい出会いの場として、街の本屋で意外な本に会うことがあると思う。今、出版不況と言われているが、うまく工夫すれば伸びると思う」と話す。