将棋・タイトル最年少記録保持者 屋敷伸之九段は心優しき元やんちゃ少年 2019/03/15 09:36 拡大する 「オバケ屋敷」「忍者屋敷」「やしもん」…。ニックネームだけ並べると、どんな人だろう…と後ずさりしてしまいそうだが、屋敷伸之九段は穏やかな紳士である。いつも微笑を周囲に振りまいている。 棋歴を語る時、最大の特記事項となるのはもちろん史上最年少タイトル獲得者であることだ。1990年年度後期の棋聖戦五番勝負で、中原誠棋聖を相手に2連敗後の3連勝で棋聖位を奪取。18歳6カ月でのタイトル獲得は、今も破られていない年少記録だ。 続きを読む 関連記事