今日、衆議院が解散する。10月10日の公示を控え、メディアは本格的な"選挙モード"に突入する。放送倫理・番組向上機構(BPO)が、テレビの選挙報道で求められる公平性は"量"ではなく"質"であると提言してから迎える初の総選挙。26日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、テレビの選挙報道のあり方を考えた。
 先週、自民党の二階俊博幹事長が「総理から解散を検討していると伝えられた」と明かしたその日から、報道機関はすでに"準選挙モード"に入っていた。テレビ各局の放送を見てみると、山尾志桜里議員が不倫疑惑の釈明会見で出馬することを表明すると、同じ選挙区から出馬予定の候補を紹介。同じく、暴言問題で自民党を離党した豊田真由子議員を扱ったニュースでも、出馬予定の候補が紹介されていた。