固定オーダーで臨むことが特徴的な横浜DeNAラミレス監督が、シーズン最終盤で打順変更を行い、ずばり的中させた。
 9月29日に行われた横浜DeNA対阪神25回戦で、前夜に2対11という大敗を受けて、ラミレス監督は思い切って打順を変更。6月28日以来、4番に主砲・筒香、ロペスを3番に据えた。さらに6番に先発捕手として、9月16日以来の戸柱を起用。2番には梶谷を置いた。
 この打順変更がこの日は大正解。4回、ランナーを2人置いたチャンスに戸柱がレフトスタンドぎりぎりに飛び込む先制の3ラン。6回には先頭のロペスがヒットを放つと、筒香がNPB通算10万1号となる2ラン。さらに連打で1点を加え、計6得点で試合の主導権を握った。