都政改革を掲げて都知事選で圧勝、去年8月に東京都知事に就任した小池百合子氏。防衛大臣に自民党三役、都知事と数々の女性初の座を射止めてきた彼女は、"政界のジャンヌ・ダルク"と称され、多くの都民の期待を集めた。
 それからおよそ1年。小池氏は新党「希望の党」を結成、都知事と国政政党の代表という"二足のわらじ"を履いて進むことは両立可能だと明言、「総理だって総裁と総理を兼ねてやっていらっしゃるので、なんら問題はない」としている。しかし、都議会では「小池さん、都政に集中しなさいよ」との追及を受けるなど、都政への影響を懸念する意見もある。