「小池知事の政治姿勢に、残念ながら私自身が疑念を持ってしまった」
 5日、小池都知事が率いる「都民ファーストの会」からの初めての離脱者となる音喜多駿都議、上田令子都議が会見を開いた。
 去年の都知事選、そして今年7月の都議選では小池代表の最側近として広告塔も務めた音喜多都議。しかし今日の会見では、「私自身が何よりも大事だと考え、訴えてきた情報公開という公約がはなはだ未達成な状況で国政進出へと手を貸すことを容認することはできません」「小池知事が代表として発足した希望の党には、まだ詳細な公約も発表されないうちから。右から左まで、思想も政策も理念も異なる政治家たちが200名近く集まっておられます。私にはどうしても選挙目当ての野合のようにしか思えません。今の東京都には豊洲市場の移転問題、オリ・パラ、様々な課題が山積しています。この状態で国政進出に手を伸ばすことがはたして正しいのでしょうか」と訴えた。