

乃木坂46の3期生が出演する舞台「見殺し姫」が、本日10月6日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。これに先がけ、ゲネプロと囲み会見が本日行われた。
囲み会見には舞台で着用する色鮮やかな衣装に身を包んだ、伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、大園桃子、久保史緒里、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、山下美月、吉田綾乃クリスティー、与田祐希の12人が出席。まず伊藤が自分の役所について「浮洲(うきす)という役をやらせていただきます。この役はみんなの前に立って引っ張っていくような存在です」と語ってから、「小学生のときは生徒会長をやらせていただいてたので、今回の役もがんばって、将来的には3期生とともに乃木坂46を引っ張っていける浮洲のような存在になりたい」と役柄と自身の気持ちを照らし合わせながら説明した。その後、山下が「私の沙霧(さぎり)という役は、一言でいうと”覗き魔”なんです。今回の舞台は一人一人実際の性格にあった役を(同舞台の脚本・演出を手がける)松村(武)さんがあててくださったんですけど、『なんで私、覗き魔なんだろう?』」と疑問に感じたことを明かした後で、「『あっ、目だ!』と思って(笑)。よく目が大きいと言われるから覗いてるように思われるのかなって。やっとこの舞台で自分の目力を活かすことができたなと思います」とコメントした。その後もメンバーそれぞれが自分の役所を語っていく中、大園は自分の番を終えるとホッとしたのか大粒の涙を浮かべていた。
その後、記者から「今回の舞台は平安時代のお姫様の物語ですけど、現代のお姫様になれるとしたら、どんなことをしたいですか?」と質問が投げられると、先陣を切って梅澤が「お金持ちだと思うので(笑)。お洋服が好きなので、お店で”端から端までください”みたいな買い物をするとか、メンバーを呼んでパーティをしたいです」と笑顔で回答。その後で与田は「浪費癖がすごいって言われるんですけど…こないだ貯金を始めたんです」と明かしてから、すかさず「(姫になったら)貯金をやめたいです(笑)」と素直な思いを語り、記者陣を笑わせた。その他にも伊藤が「美味しいスウィーツをお腹いっぱいに食べたい」と話し、中村は「お姫様は頼んだら多分なんでもできるってイメージがあって。私はいち早く雲に近づきたいので、最先端技術を駆使してどうにか雲になりたいです」と笑顔で口にした。
また「3期生のみなさんは先月、乃木坂に加入して1周年でしたが、芸能界には慣れましたか?」と質問が飛ぶと、大園は「喋るのは慣れてません」と謙虚に話してから、「歌うのは慣れました」と笑顔で自身の成長を語る。その後で佐藤は「全体的にダンスを覚えるのが早くなった」とグループ全体の成長をアピールしていた。「仕事以外で大変なことは?」という質問に切り替わると、向井が「自分の体型維持を気にするようになりました」と話し始め、「体型維持することは人間として良い成長をさせてくれると思います」「もうすぐ行われる乃木坂の新潟公演でも”綺麗になったね”と言われたい」と声を弾ませていた。
そして最後にメンバーを代表して梅澤が「半年前に『3人のプリンシパル』をやらせていただいたんですけど、その時は舞台に立てる子、立てない子がいて、今回は12人で舞台に立てることがありがたく思います」とこみ上げる思いを口にし、「単独ライブだったり、先輩たちと一緒にまわらせていただいた全国ツアーを経験して、成長した私たちをこの舞台で見せていきたいです。”まだまだ3期生はできるんだぞ”っていうのを皆さんに観て帰っていただきたいと思います。お楽しみに」と力強くアピールし、記者会見を締めくくった。
舞台「見殺し姫」はカムカムミニキーナ主宰の松村武が脚本・演出を手がけるオリジナル作品。出演には乃木坂46の3期生12名の他、かとうかず子、藤木孝が名を連ねている。本日10月6日から15日まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演中。
なお、乃木坂46が10月11日にリリースする19thシングル「いつかできるから今日できる」の発売を記念したスペシャル番組「乃木フニャTV!」がAbemaTV・AbemaSPECIAL 2チャンネルにて放送されることが決定した。今回の特番には秋元真夏、星野みなみ、新内眞衣の3名が登場する。さらに今回の放送に先駆け、第1弾、第2弾ダイジェスト映像をAbemaビデオにて無料公開中だ。
▶乃木坂46スペシャル第3弾「乃木フニャTV!」10月14日(土)夜9時より生放送!
■乃木坂46・3期生の役所紹介
浮洲(うきす)役「みんなの前に立って引っ張っていくような存在です」(伊藤理々杏)

沙霧(さぎり)役「一言でいうと”覗き魔”。やっとこの舞台で自分の目力を活かすことができました」(山下美月)

汐寝(しおね)役「あんまり感情を表に出さないんですけど、唯一感情を爆発させるシーンがあるのでそこを観て欲しい」(久保史緒里)

那由他(なゆた)役「那由他は虫が大好きなんですけど、そんなことは一言も言ってないんです…けど虫は嫌いじゃないです。がんばります」(大園桃子)


久遠(くおん)役「芯を持った役なので私も芯を持ってこの舞台ではみんなを引っ張っていきたい」(与田祐希)

朱雀(すざく)役「大人な考えの女性で、重要な場面で出てくるので注目して観て欲しい」(梅澤美波)

雅(みや)役「生まれつき病を持っていて、弱い部分もあるけど、気持ちは強い子の役です。精一杯がんばります」(吉田綾乃クリスティー)

多岐都(たぎつ)役「男らしい面がある役です。大きな声を出して役を自分のものにして演じたい」(向井葉月)

握砂(あくさ)役「絵をすごい上手に描く子で、そこは真逆なんですけど、精一杯絵が上手な握砂を演じます」(阪口珠美)

讃良(ささら)役「笑い上戸の役なんですけど、私も笑いの沸点が低いので合ってます。最終的に変わるシーンがある。そこを観て欲しいです」(岩本蓮加)

蒼馬(そうま)役「超能力を使えて、その超能力がこの舞台でどう使われるか。そこを注目してほしいなと思います」(中村麗乃)

柊(ひいらぎ)役「盗み癖のある役で、私自身盗んだりはしないんですけど、いたずら好きなのでそういう意味では合ってます。普段、話し方が”棒読み”っていわれちゃうんで、そうじゃない一面を舞台で見せたいです」(佐藤楓)








