衆院選が公示を迎え、各党は選挙モードに突入した。AbemaTV『AbemaPrime』では、注目すべき過去の衆院総選挙を当事者とともに振り返る(連続5回)。1回目は、戦後長らく日本の政治体制だった、いわゆる「55年体制」が崩壊し、自民党が結党以来、初めて野に下った1993年の総選挙に焦点を当てる。
 総選挙の際に結成された複数の政党が躍進し、自民党が下野したこの選挙には、希望の党の小池百合子代表や民進党の前原誠司代表、そして野田佳彦前首相らが「日本新党」から立候補し初当選。他にも、自民党の安倍晋三総裁や岸田文雄政調会長、共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表など、今の政界の"顔"たちがこの時に立候補、初当選を決めているのだ。