8日、日本記者クラブで開催された党首討論で、安倍総理は「自民・公明で過半数(233議席)が勝敗ライン」との見解を示した。
 衆議院解散時の自民党の議席数は288。公明党と合わせると323議席で、憲法改正発議に必要な310議席(3分の2)を有していた。それらを踏まえると、233議席は“弱気”とも捉えられる数字だが、テレビ朝日・政治部デスクの細川隆三氏は「高く設定して取れなかったら退陣しなくてはならない。自公で政権を持っている今、過半数を取るというのはまっとうな目標ではある」と見解を述べる。