「家入一真」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、2014年の都知事選での候補者としての姿かもしれない。インターネットを駆使した新しい選挙の戦い方で注目を集め、8万8936票を集めて結果5位と大健闘した。
 1978年に熊本県に生まれ、福岡県で育った家入氏は、中学2年のときに不登校になり、高校を中退。2001年に設立した株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社)は、2008年にJASDAQに上場。当時、史上最年少だった。2011年にはクラウドファンディング事業を手掛ける株式会社CAMPFIREを設立、海外でブームの兆しを見せていたクラウドファンディングをいち早く日本に持ち込んだ。