将棋の新人王戦決勝三番勝負の第2局が10月16日、渋谷区の将棋会館が行われ、増田康宏四段(19)が第1局に続き佐々木大地四段(22)に勝利し、史上3人目となる連覇を達成した。過去には丸山忠久九段(47)、藤井猛九段(47)が達成しており、10代による連覇は初。
 新人王戦は26歳以下など、若手棋士が参加する棋戦。過去の優勝者には後の名人をはじめとするタイトルホルダーが名を連ねている、若手の登竜門という位置づけだ。増田四段は2016年度に初優勝を成し遂げていたが、今年も強さを発揮した。