22日に迫った衆院選に向け、投票率アップを狙った様々な取り組みが行われている。
 山間部を走る1台のワゴン車。空き地に車を停めて準備を始めたのは選挙の案内だ。やって来た人たちが車に乗り込んで行っているのは期日前投票。実はこの車、移動式の“期日前投票所”になっている。
 島根県浜田市は、2016年に人手不足などが原因で投票所の数を78カ所から70カ所に減らした。その穴埋めをする形で「移動期日前投票車」の導入を決めたという。浜田市選挙管理委員会の香川教忠さんは「山間部の交通手段を持たない方々の投票の機会を確保するために運行を始めることにした」と話す。