プロ野球・巨人の元エースとして活躍した堀内恒夫氏が10月23日、自身のブログで、一部メディアで報じられているセ・リーグの指名打者(DH)制導入検討について、「9人で戦う。野球の原点は残さなきゃいけない」と持論を展開した。
堀内恒夫公式ブログ「今日もどこかであくたろう」より
日本のプロ野球は1975年にパ・リーグでDH制が導入。セ・リーグは変わらず投手も打席に立つ“9人制”で行われてきたが、今秋のオーナー会議でセ・リーグでもDH制を導入すべきとの意見が出たと報じられた。これを受けて堀内氏は「報道とかを見てるとね DH制については そのメリットばかりが 先に目に付くように思うな」と指摘。プラス、マイナスの両面を説明した上で「『9人で戦う』 野球はそうやってできたんだから。野球の原点は 残さなきゃいけないだろうよ。」と、現状維持を希望していた。