日本で韓流ブームが起きたのは2004年の韓国ドラマ『冬のソナタ』がきっかけです。2009年~2010年にかけて少女時代、BIGBANGなどのK-POPが注目され始めました。ここ数年は韓流ブームが落ち着いたかと思われていましたが、今韓流が10代~20代の女子たちにも人気になっています。
幅広い層から支持されている韓国ドラマ。詳しくないとどれから観たらいいか迷ってしまいますが、AbemaTV(アベマTV)では、韓国や中国語文化圏の人気ドラマや映画を専門チャンネル『韓流・華流ドラマチャンネル』で24時間無料で放送中。
今回は第1話からAbemaTVで楽しめる人気作品をまとめて紹介。まだ観たことがない人は必見です!
『王子様をオトせ!』

(C)SANLIH E-TELEVISION CO., LTD
台湾の男性アイドルグループ、飛輪海(フェイルンハイ)のアーロンが主演を務める台湾ドラマ『王子様をオトせ!』。飛輪海のファンミーティングにも行ったことがある筆者としては「観ない」という選択肢はどこにも浮かばなかったほど、心待ちにしていたドラマです。
元気が取り柄の女の子、パフ・クオ演じるチェン・リャンリャンの家に、ある日「家を買い取ったから出ていくように」と現れたのがチー・イー(アーロン)。リャンリャンの会社にも新社長として就任し「社内恋愛禁止令」を発令してしまいます。家に住み続けたいリャンリャンとチー・イーの二人の同居生活が始まります。

(C)SANLIH E-TELEVISION CO., LTD
ドラマでリャンリャンは、社内恋愛を禁止され、プロポーズを直前に立ち止まってしまう同僚カップルを見て、自ら社長をオトして禁止令を撤回させる作戦に出ます。
見どころなのは、全く正反対の2人がぶつかり合いながらも上司と部下、家主と同居人としてどのように展開していくのかというところ。なぜチー・イーがその家にこだわるのか、恋愛禁止令を出した理由も気になるところです。

(C)SANLIH E-TELEVISION CO., LTD
このドラマまではシリアスな役柄が多かったアーロン。ラブコメ初挑戦とは思えない、俺様キャラと笑顔は必見です。
そして見逃せないポイントがもうひとつ。このドラマには、今や日本でも大人気のディーン・フジオカが出演しています。

(C)SANLIH E-TELEVISION CO., LTD
ディーン・フジオカは「ディーン・カミヤ」というチー・イーのライバルとして登場。彼が出演する台湾ドラマはこれまでにもありますが、主演のアーロンに少しも引けを取らない存在感は、ファンでなくても「ディーン・フジオカ主演のドラマも観てみたくなった!」と思った視聴者も多いのではないでしょうか。
爽やかなイメージとは少し違う、軽やかで艶っぽさが漂う彼の姿も見どころなのでぜひ注目いただきたいと思います。
▶︎AbemaTVの韓流・華流ドラマチャンネルで『王子様をオトせ!』をチェック!
(※放送時刻になったら通知でお知らせ! AbemaTVアプリ内「通知を受け取る」がオススメです)
番組概要
デザイン会社の企画部で働くチェン・リャンリャンは、古い一軒家で暮らしている。ある朝、見知らぬ男が勝手に家に入って来て「この家を買った。すぐに出て行ってくれ」という。激怒しつつも出社すると、その男チー・イーが新しいオーナー兼社長として現れる。そして、「恋愛禁止令」を張り出したことで社内は大混乱に。
『ロマンスが必要3』

(C) CJ E&M CORPORATION All Rights Reserved.
大人気韓国ドラマ『ロマンスが必要』シリーズの第3弾。筆者は1でハマり、2でドキドキして3はどんなロマンスたっぷりのストーリーなんだろうと楽しみにしていた作品です。
ショッピング番組の会社で働くアラサー女子シン・ジュヨン(キム・ソヨン)は、仕事にも厳しく性格もキツい女性。

(C) CJ E&M CORPORATION All Rights Reserved.
幼い頃シンシン、コグマ(さつまいも)と呼び合い、姉と弟のような関係だったチュ・ワン(ソンジュン)と再会しますが、ジュヨンは気づかず、ワンはジュヨンの変わりようにショックを受けてしまいます。
同時にジュヨンは長年の上司であり恋はしないと決めていたカン・テユン(ナムグン・ミン)に惹かれていきます。
どこまでも優しく見守るワンと見守られながら大切な感情を取り戻していくジュヨン。そして二人のまわりには、思いがけず妊娠してしまい悩むアラフォーの先輩、若いカップルなどが登場し……さまざまな恋愛模様が垣間見られる作品です。

(C) CJ E&M CORPORATION All Rights Reserved.
ワンを演じるソンジュンは、ふわっと笑う柔らかい笑顔が印象的で、ラブシーンになると一気に大人の色気が出るそのギャップにハマるファンも多く、モデル出身で身長は187cmと高身長。ジュヨンにおんぶをされていた弱くて幼いワンとは別人のように成長した「大人の男性」像にとてもぴったりで、顔もスタイルも抜群。ジュヨンと2人のシーンでは絵になる場面がたくさんあり、大人の韓国ドラマファンもうっとりしてしまいます。
大人になってしまったジュヨンと、外見は大人でも心はコグマ(さつまいも)のままの優しいワン。どんなにジュヨンがワンを冷たくあしらっても変わらず、ワンは甘い言葉も愛情表現もストレートです。
ジュヨンに対する思いは、変わることなく支え続ける純愛がこの作品の一番の見どころではないでしょうか。
▶︎AbemaTVの韓流・華流ドラマチャンネルで『ロマンスが必要3』をチェック!
(※放送時刻になったら通知でお知らせ! AbemaTVアプリ内「通知を受け取る」がオススメです)
『九家の書~千年に一度の恋~』

本作の見どころといえば、主人公ガンチ(イ・スンギ)とヒロインのタム・ヨウル(スジ〔miss A〕)の恋模様と、ガンチの両親である神獣ウォルリョン(チェ・ジニョク)と人間であるソファ(イ・ヨニ)の恋物語を2本仕立てで楽しめるところ。
主人公チェ・ガンチを演じるのは、韓国で「国民の弟」と呼ばれ親しまれているイ・スンギです。歌手であり、MCとしても近年活躍しています。運命の相手であるヒロイン、タム・ヨウルを演じるのは映画『建築学概論』で「国民の初恋」と呼ばれ、今韓国で話題を集めているドラマ『あなたが眠っている間に』に出演中のmiss A・スジ。俳優イ・ジョンソクと共演しています。
主人公の親友であり恋敵となるパク・テソを演じるのは、スジと映画『建築学概論』で共演したユ・ヨンソクです。
山を守る守り神として、太古の昔より生きる神獣ウォルリョン。偶然居合わせ、掟を破ることになると知りながらも、悲惨な目に遭っているソファを助け、2人は恋に落ち、結婚します。しかし、ソファはウォルリョンが神獣だと知りません。

この美しい情景の中で太古から住んでいたウォルリョン。第2話『月光庭園の伝説』で、ウォルリョンとソファが暮らす山奥の月光庭園のシーンは美しく、感動します。
人間から見つからないように草木で隠したり、蛍をあつめてきてソファを喜ばせたり……ウォルリョンのソファを思う気持ちが随所にちりばめられており、歴史ドラマファンではかった筆者もこれを期にハマってしまいました。
しかし、妨害と誤解により2人は引き裂かれ、後にソファは彼の子を身ごもっていることが分かります。ソファは一緒にいることを願いながらも法師に赤子を託し、捨て子として豪商ムソルの執事の子供、チェ・ガンチとして名付け、育てられます。

捨て子という差別に遭いながらもたくましく成長していくガンチ。自分が人間と神獣のハーフであることを知り、重なる差別に思い悩みます。
見どころなのは、展開が進む上でガンチによって周囲の人の心が変わっていくところ。欲望にまみれた邪悪な心を持つ元高官に、周囲と結束して戦いを挑みます。彼は果たして人間になれるのか、運命の女性タム・ヨウルと結ばれるのか。ハラハラドキドキの全24話です。
▶︎AbemaTVの韓流・華流ドラマチャンネルで『九家の書~千年に一度の恋~』をチェック!
(※放送時刻になったら通知でお知らせ! AbemaTVアプリ内「通知を受け取る」がオススメです)
▷番組は放送後、無料で何回でも見逃し視聴が可能!今すぐマイビデオに追加しよう!
番組概要
太古の昔から人里離れた月光庭園で生きてきた神獣ク・ウォルリョン。智異山の守護霊である彼は、人間界に興味を抱いていた。ある日、参判のユン・ギスが友人だったチョ・グァヌンに裏切られ、謀反の濡れ衣を着せられて処刑される。ギスの娘ソファは妓房の春華館に売られるが、妓生になることを拒んで木に縛りつけられてしまう。ソファを見守っていたウォルリョンは、「人間界に干渉はしない」というソジョン法師との約束を破り……。
『奇皇后』

ヒロイン、スンニャンを演じるのは女優ハ・ジウォン。さすがの演技力で、ヒロインの若い頃から年齢を重ねた姿まで、魅力を最大限発揮してくれました。
奇皇后は高麗王となっていたワン・ユ(チュ・ジンモ)、元の皇太子(チ・チャンウク)のふたりに挟まれ、翻弄されながらも、国を守る者としての使命を果たし、そして母になっていきます。

筆者がイチオシなのは、チ・チャンウク演じる元の皇太子、タファン。ドラマの最初のタファンは、元の皇太子ながら、形ばかりの皇太子で文字も読めず、無気力でいつも元の丞相・ヨンチョルの顔をうかがい、命がけで守ってくれたスンニャンさえ裏切ってしまうダメな皇太子。無邪気な皇太子から、急にオドオドと目が泳いでしまい命乞いをしてしまう姿は、見ているこっちまで「この皇太子、ダメだ……」なんて思ってしまいます。
しかし、中盤にさしかかると、一転し、少年のような幼さはなくなり、苦しみながらも丞相と立ち向かう姿、何度もスンニャンを落胆させてしまいますが、スンニャンの支えもあり、自身も皇帝としての立場に目覚めていきます。
最初はスンニャンに守ってもらうばかりで、筆者から見るとスンニャンとワン・ユの間に入った“お邪魔虫”という感じが否めなかったのですが、冒頭のシーンはスンニャンが、タファンの皇后となる場面なんですね。

このシーンからどのように展開して、この結果になるのか興味深く、熱中して観てしまいました。ドラマの完成度も高く、ラブストーリーあり、復讐譚ありという展開で、飽きずに最後まで楽しむことができました。
番組概要
14世紀。高麗(コリョ)の少女ヤンは大国・元への貢ぎ物「貢女(コンニョ)」として母と共に連れ去られる道中、人質として同行していた世子(セジャ)ワン・ユの助けで逃亡。だが、ヤンの母は元の将軍タンギセに殺される。逃げ延びたヤンは素性を隠すため少年スンニャンに姿を変え、権力者ワン・ゴに仕えることに。13年後、スンニャンは弓の名手となり、ならず者たちを率いていた。ある日、遊び人を装うワン・ユに出会う。

